敵役・小栗旬「今日もここに来るまで憂鬱だった」 初共演の山﨑賢人は「圧倒的な強さと存在感」と称賛
俳優の小栗旬さん(41)が、山﨑賢人さん(29)、大沢たかおさん(56)らとともに12日、映画『キングダム 大将軍の帰還』の初日舞台挨拶に登壇。初共演の山﨑さんから称賛されました。 【画像】映画『キングダム』320万人動員突破 吉川晃司&小栗旬らシークレットキャスト発表
映画は、人気漫画『キングダム』(原泰久/集英社)の実写化。これまでシリーズ3作品が2019年、2022年、2023年に公開されていて、累計観客動員数は1000万人を超えています。シリーズ最終章となる本作では前作から続く、秦国と隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦のクライマックスが描かれます。小栗さんは趙軍をつかさどる希代の天才軍略家・李牧を演じています。 イベントに登壇した小栗さんは、映画が公開された心境について「今の気持ちは、僕も(山﨑さん演じる)信や(大沢さん演じる)王騎のチームに入りたかったなと思ってます」とコメントすると、会場は笑いに包まれました。 続けて、「たぶん(映画を見た)みなさんからしたら、“こいつ最悪だ”って思われたと思うので、今日もここに来るまで憂鬱だったんですけれども、そんな気持ちです」と笑顔を見せました。
話を聞いていた山﨑さんが、小栗さんの存在感について「すごかったです。小栗さんの(演じる)李牧が仲間だったらいいのになって本当に思うくらい。初めて共演させていただいたんですけど、圧倒的な強さと存在感のある敵、すごかったです」と称賛すると、小栗さんは照れくさそうな様子で話を聞く場面も。 また、秦国と戦う趙軍の軍略家としての役づくりについて聞かれた小栗さんは「撮影としては、1ミリもみなさん(秦国)に会う機会がなく」と明かすと、「どのくらいの熱量で撮影現場が行われているのか分からない中、どういうふうにいたら正しいのだろうかっていうのを模索しながらやっていたという感じですかね」と撮影を振り返りました。