【バドミントン】櫻本絢子&五十嵐有紗が2回戦へ。「声援がすごく聞こえるので、うれしい気持ちでいっぱい」(櫻本)<熊本マスターズ2024>
世界のトッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げるBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。女子ダブルス1回戦で川添麻依子/小西春七に2-0で勝利した櫻本絢子/五十嵐有紗のコメントを紹介する。 ――試合を振り返って 五十嵐 昨日は、試合の途中からかみ合ってきた感じでしたが、今日は最初から自分たちのプレーができました。 櫻本 日本開催で、すごく多くの方の前でプレーができるうれしさがあります。プレーをしていて、声援がすごく聞こえるので、うれしい気持ちでいっぱいです。 ――昨日の予選、今日の1回戦、2試合を通じてコンビネーションの手ごたえは? 五十嵐 昨日は、後ろの真ん中の球に、自分が無駄に動いてしまうことが多かったので、そこはサクに任せるね、という話をして臨み、結構うまくいきました。 櫻本 今日は有紗が前で捕まえてくれたら、ほとんどが甘い球で返ってきた。自分が後ろから強打を打つだけでなく、いろんな球を打って、有紗に前で捕まえてもらうプレーに集中できました。 ――風の影響が強く、どの試合も風上に立った方がゲームを取る展開が多い。風下の第2ゲームは、どう工夫した? 五十嵐 ロブが浅くならないように気をつけることと、レシーブでもずっと高い球を上げ続けないこと。すぐに前に落として、自分たちの攻撃の展開に持っていくことは意識してできました。 ――2人のダブルスの強みは? 櫻本 レシーブでしぶとく返す中から、攻撃で左・右(利き)を生かしたプレーを出すところが、自分たちの強みかなと思います。 ――明日は志田千陽/松山奈未との対戦 五十嵐 楽しみです。S/Jリーグでしか対戦したことがなく、国際大会でのシダマツとの対戦は、すごく楽しみ。自分たちがどれだけできるか。挑戦者の気持ちで戦いたいです。 櫻本 シダマツペアは、本当にスピードが速くて、ローテーションでもグルグルと回って攻撃し続けられる強みがある。私は、これまでに何度も対戦していますが、有紗と組んで戦うのは初めて。昨日より今日、自分たちのコンビネーションもよくなっているので、今日より明日という気持ちでまた続けられるように。自分たちのいいプレーもたくさん出す中で、どれぐらい通用するか試しながら楽しみたいと思います。やるからには、勝つ気持ちでやりたいと思います。 ――試合を見る人には、どんなところを見てほしいか 五十嵐 シダマツ戦は、自分が一番楽しみ。思いきり楽しんでいるところを見てほしいです。(相手の地元である)熊本で、私たちはアウェーかもしれないけど、日本でいろいろな方に試合を見てもらえるのがすごくうれしい。自分たちが頑張って、シダマツに食らいついているところを見てほしいです。
取材・文・写真/平野貴也