飲食店経営のとりから本舗(群馬・館林市)に破産開始決定
飲食店経営のとりから本舗(群馬県館林市本町、能町広治社長)が前橋地裁太田支部から破産開始決定を受けたことが2日、分かった。1月17日付。東京商工リサーチ前橋支店によると、負債額は約700万円。 同社は2012年2月設立。不動産の賃貸、管理、売買の創楽エステートジャパンの代表を務めていた能町社長が収益源の多様化を目的に設立。フランチャイズオーナーとして、店内手仕込みのしょうゆ唐揚げなどが看板商品の「からあげ本舗」をオープンした。 しかし、飲食店の経営ノウハウがなく、当初から採算確保に至らず赤字が続いていた。金融機関から運営資金を調達しながら資金繰りを下支えしてきたものの事業継続は困難と判断し、同年10月に事業を停止していた。 創楽エステートジャパンは1月17日付で同支部から破産開始決定を受けた。
上毛新聞