（左から）小森隼、白濱亜嵐、数原龍友、木梨憲武、片寄涼太、佐野玲於、中務裕太

　ダンス＆ボーカルグループ「GENERATIONS」（通称ジェネ）が15日、東京・代々木競技場第一体育館で全国ツアー「GENERATIONS 2．0」の東京2日目公演を開催。アンコールには木梨憲武（62）がサプライズ登場した。 　ゲストの木梨は過去、テレビ東京系オーディション番組「～夢のオーディションバラエティー～Dreamer Z」でメインMCとして出演した。公演前の囲み取材で横に並び「ヤバイ」を連呼する小森隼（29）と白濱亜嵐（31）に木梨は「邪魔しないようになじむようにお邪魔して、本物のラップを楽しんでいただきたい」とニヤリ。小森は「熱い、メモリアルなものになりそう」と胸を高ぶらせた。 　木梨はアンコール曲「Y．M．C．A．」に登場し、GENERATIONSのメンバーとパフォーマンスを楽しんだ。歌の途中には「おじさんきたぞー！」「センキューベリマッチ！」とメンバーとファンの間をお練り。木梨は「今日はオーディションだから。（木梨にとって）『Dreamer Z』みたいなもん。枠が空いてるって言うから、駆け込んできたんだけど！」と声を上げた。 　続いて、メンバーへ冗談交じりに「YMCAの振り付け、カウント厳しいよ。あと繰り返しが長いね。こっちはリハやってないんだから」と話した木梨。ファンに向けて「素晴らしいファンの皆さまの前に勝手にお邪魔して、野猿とか矢島美容室をやったあの時代を思い出した。帰ってこさせてもらえてうれしい。時代は変わっても、やりたければこうして勝手に帰ってくればいい。迎えてくれてありがとう、オジサンをかばってくれてありがとう！」と感謝。 　木梨は「62歳で、ヒップホップ始めました。やっちゃいけないルールはどこにもないから。ダンスとラップと、新しいお友達とでごりごりにやべえアルバムが出るから」とアピール。AK―69（46）を伴い、今月30日に発売のアルバム「木梨ソウル」から「No Limit feat．AK―69」を高らかに歌唱した。最後に「手を差し出したのに、引っ込めるのだけ止めて？！　でもありがとう！　またね」とにこやかにステージを後にした。