裏磐梯の中津川渓谷は紅葉が見頃!桧原湖ではワカサギ釣りが解禁…今年は大漁(福島)
福島放送
11月が始まり、今年も残すところ、2カ月ほどに。 2日からの3連休を前に裏磐梯の中津川渓谷では紅葉がまさに見頃を迎えています。 中津川渓谷の紅葉は、橋の上から見下ろすだけでなく、遊歩道から間近に眺められるのも魅力の一つ。 近くのレストハウスによると、今年の紅葉は中津川渓谷でも暑さのためか例年より3週間ほど遅れています。 ただ、一部が寸断されていた道路が復旧したことで、去年の同じ時期に比べると10倍ほどの人が訪れているということです。 東京から来た人は、「ここに来る過程でもとっても道も奇麗で、良かったです」と話していました。 この3連休中は紅葉狩りでにぎわいそうな裏磐梯。冬に向けて恒例の「あれ」も始まりました。 桧原湖などで11月1日に解禁されたのがワカサギ釣りです。 桧原湖の東岸にある「こたかもり」では初日から90人が訪れ、35ある個室は満室に。 肝心のワカサギはというと、今年は初日から例年にないほどだという大漁。 ワカサギ釣り歴約20年のベテランも「2時間くらいで、60匹くらい釣れた」と驚くほどです。 インタビューの間も次々に釣り上げられていて、訪れた人は「初日は必ず来るけれど、ここまで釣れた事はない」「天ぷらにしておいしく頂きます」と話していました。 昨シーズンは気温が高く氷が張らなかったため、真冬の風物詩となっている氷上でのワカサギ釣りが出来なかった桧原湖。 氷が張らないと釣り客も4割ほど減るため、関係者は「普通通り雪が降ってくれて全面凍結して(来年の)3月いっぱい氷の上で出来る状態が続くといいですね」と話し、今年こそと期待を寄せていました。