【伊原春樹コラム】セパの“2強”が対決した開幕カード 試合の行方を左右した失投を見逃さず一発にする力
阪神との開幕戦の5回、2ランを放った梶谷[写真=高塩隆]
私は今年のペナントレース予想でセ・リーグは1位・阪神、2位・巨人、パ・リーグは1位・ソフトバンク、2位・オリックスを予想した。そのセパの“2強”が開幕カードで対決。巨人対阪神(東京ドーム)は2勝1敗で巨人、オリックス対ソフトバンク(京セラドーム)も2勝1敗でソフトバンクが勝ち越した。 開幕カードはしっかり先発投手が仕上げてくれば“一発”で試合が決まることが多いが、そのとおりとなった。例えば開幕戦。巨人対阪神では5回に巨人が1点を先制し、さらに二死二塁で梶谷隆幸が打席に入った。フルカウントからの7球目、青柳晃洋が投じた内角直球を完璧にとらえた当たりは右翼席へ。3対0とリードを広げて試合の流れを引き寄せた巨人は、8回にも1点を追加して4対0で開幕戦をものにした。 話はそれるが・・・
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週刊ベースボール