遅れている梅雨入り 今のうちに備えたい防災グッズ
熊本朝日放送
九州北部では梅雨入りが例年より遅れ、暑い日が続いていますが、ホームセンターでは、防災グッズと節電グッズが売れています。 熊本県宇土市のホームセンターでは、約190点の防災グッズが取り揃えられています。 お湯や水を注ぐだけ食べられる非常食やガラスが割れた時に飛び散らないようにするフィルムシート、土のう袋にブルーシートなど、様々な防災用品が並びます。 内原健文アナウンサー 「種類が増えているのが非常用トイレです。トイレにかぶせて使えるものや簡単に組み立てて使うことができるトイレもあります」 また、梅雨前に買う人が増えているというのが、防災バッグ、防災リュックのセット。マスクやタオルサンダル、懐中電灯など非常時に必要になる生活用品30点が数日分入っています。こうした防災セットの5月の売り上げは、前年の113%で、備えへの意識の高まりを感じているといいます。 忘れがちなものや、あると役立つものも入っています。 カインズ熊本宇土店スタッフ 「筆記用具、避難所に必要になってくるものになりますので、ペンなどの筆記用具や、アルミブランケット。冷房が効きすぎて、夜寒くて眠れないとかそういった場合に、こういったものもお使いいただけると思います」 屋外での事前の備えも大切です。 穴が開いている有孔ゴムマットは、水が抜けるようになっている重めのゴムマットで、避難所や施設の前の土やコンクリートなど滑りやすい所に置くことで、転倒防止にもなります。 ほかにも、雑草ストッパーは、雑草を抑える商品ですが、土の上にまいて水をかけると表面が硬くなり、ぬかるみ対策としても活用できるといいます。 カインズ熊本宇土店スタッフ 「自分には関係ないと思うのではなくて、自分に起こるかもしれないという気持ちと、いざそういう状況になってしまったときに、すぐに動けるように準備しておくことが大事かなと思います」 。 防災グッズとあわせて、売れている節電グッズ。空気を循環させ効率的に部屋を涼しくするサーキュレーターや室外機に取り付ける日よけパネルなどが紹介されています。