宝くじで「10億円」当せん! それでも仕事は続けるべき?「一生遊んで暮らす」ことは可能なの? 仕事を「辞める」「続ける」それぞれのメリットも解説
仕事はどうすべきか
10億円が当たり、半分の5億円を運用したとしても、5億円が手元に残ります。5億円というと前記した生涯賃金の2倍ですので、働かなくても極端なぜいたくをしなければ十分暮らせる金額です。 宝くじで大金を手にした後の仕事の選択肢としては、「辞める」「続ける」「ゆるく続ける」の3つが挙げられます。 「辞める」場合、仕事に追われずにゆっくり過ごすことができ、子どもとも多くの時間を過ごせるでしょう。仕事のストレスとも無縁のため、ストレスフリーな生活を送れるかもしれません。 とはいえ、完全に仕事を辞めると、お金は減る一方です。だんだんと減っていく通帳を見て不安になることもあるかもしれません。また、今まで仕事をしていた時間に遊んだり買い物をしたりすると、今まで以上にお金は減っていきます。 周りの人から「あの人は毎日遊んでばかりでなにをしているんだろう」と思われる可能性もあるでしょう。 そのため、「続ける」も有効な選択肢です。継続的にお金が入るのには安心感がありますし、今まで「お金のため」と精いっぱい続けていた仕事も、余裕を持って過ごせるかもしれません。 「ゆるく続ける」は、「辞める」と「続ける」のいいとこ取りの考えです。今までよりも仕事の負担は減らしつつ、無理のない範囲で働くことでさまざまなバランスも取れるでしょう。
まとめ
10億円は一般的な人の生涯賃金を大きく上回る大金です。一生働かずに暮らすことも可能ですが、仕事を辞めることのリスクもあります。昨今の物価高が継続し、現在のお金の価値が大幅に目減りすることも考えられます。 宝くじで高額当せんした際には冷静に今後の人生を考え、慎重な行動を心がけましょう。 出典 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告- 独立行政法人労働政策研究・研修機構 ユースフル労働統計 労働統計加工指標集2023 ※2024/7/1 タイトルを一部修正いたしました 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部