植田日銀は「2006年の量的緩和解除の教訓」を生かすはずだ
2003年に日銀総裁に就任した福井俊彦氏(左)。積極的な量的緩和政策をとったが、2006年に量的緩和を解除。2000年と同じく、日銀は「同じ過ち」を繰り返すことになる(写真:ロイター/アフロ)
足元のマーケットで起きている事象や注目テーマについて、過去の歴史をもとに株式投資のヒントを探る連載「賢者は歴史に学ぶ」。第16回の今回は、植田日銀の行方を占う続編として、2006年の量的緩和解除を振り返り、その教訓を探る。 植田和男氏が日銀総裁に就任し、日銀の新体制がスタートした。4月10日の就任会見で植田総裁は「YCC(イールドカーブ・コントロール=長短金利操作)を継続するのが適当」と発言し、ハト派的なスタンスを1歩強めた印象となった。
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岡田 晃