「変形して、かっこいい」2人掛け→4人掛けベンチ+テーブルに 手作りしたトランスフォームベンチ 名護商工高建築科の加島さん、母校・本部小に贈る
【本部】名護商工高校建築科3年の加島陽琉さんが1月18日、母校の本部小学校(島川直樹校長)を訪れ、授業で制作した木製のべンチとモルックをプレゼントした。 【写真】贈られた「モルック」で遊ぶ児童たち ベンチは「トランスフォームベンチ」と呼ばれ、2人掛けの背もたれベンチから、4人掛けベンチとテーブルに変形する。モルックは木の棒を投げて点数を競うフィンランドのゲーム。 加島さんはベンチを1人で完成させた。変形する部分が難しく、何度も試行錯誤したという。「みんなで仲良く使ってほしい」と呼びかけた。 本部小児童会長の小島一喜さん(6年)は「変形して、かっこいい。大切に使います」とお礼を述べた。 児童は早速、ベンチの座り心地を試したり、モルックで遊んだりした。(友寄隆央通信員)