大阪・関西万博に「実物大ガンダム像」設置 モビルスーツと共存する“近未来の可能性”を体験展示
バンダイナムコホールディングスは23日、2025年開催の大阪・関西万博に出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」において、実物大ガンダム像を初めて公開した。同日、設置安全祈願と頭部のドッキングを行う上頭式も執り行われた。 【画像】夢洲に等身大ガンダム!安全祈願を行う様子や「ガンダムパビリオン」イメージビジュアルなど 全高約17メートルの今回の実物大ガンダム像は、「RX-78F00/E ガンダム」として同パビリオンの映像作品にも登場する。立像は手を宇宙(そら)へと掲げており、人類とともに新たな宇宙時代を切り拓く姿を表現しているといい、実物大ガンダム像の装甲に関する詳細については、後日発表される予定。 同パビリオンでは、ガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や未実現の科学技術を、臨場感ある新規映像やフューズ0から7までの空間で「近未来の可能性」として提示する。来場者は、軌道エレベーターで宇宙ステーションへ移動し、モビルスーツと人類が共存する、宇宙での生活が日常となった未来像に触れることができるという。 バンダイナムコグループは今回、「機動戦士ガンダム」を全面的に押し出したエリア展開を行っている。1979年のTVアニメーション放送から40年以上にわたり映像作品や商品・サービスを通じて培った海外にも通用するブランド力を活用することで、「IP(知的財産)からSP(社会的アイコン)への成長を目指し、さまざまな社会的課題への取り組みを通じて、未来社会に大きな力を与えてくれる存在になると考えています。」とコメントしていた。
編集部 経済・社会担当