「私は共謀していません」「無罪です」現場におらず強盗致死の罪に問われた女 初公判で20年来の知人の女との共謀を否認 福岡地裁小倉支部
知人の女は「大親友」「諦めた」と語る
辻被告の裁判では、辻被告と岡村被告の間の、金銭をめぐる不可解な人間関係が明らかになっていました。 判決では動機について、金に困っていた岡村被告一家に融通するためとする一方、脅されていたわけではなく、自らの意思に反して服従を余儀なくされる立場にあったとは言えないと指摘しました。 証人として出廷した岡村被告は、互いが見えないように置かれた仕切り越しに「辻被告はホームレスです。狙われるので、(金を自分たちのところに)一時、入れていた」と証言し、金はすべて辻被告に返していたと話していました。 法廷で、岡村被告は辻被告のことを「大親友」と呼び、辻被告は「債権者と債務者の関係」と表現していました。辻被告は「返済」という名目で、売春による売り上げを毎日、岡村被告に送金していたといいます。辻被告は岡村被告から一時、離れようと試みていましたが「諦めた」と法廷で話していました。
岡村被告の今後の裁判は
15日以降、証人尋問が行われます。25日からは被告人質問が行われ、28日に論告、弁論の予定です。 判決は12月12日の予定です。
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