「看護師は寿命がある限り働くのよ」上司の“助言”を胸に…フリーランスナースが提案する新たな看護
「看護師は寿命がある限り働くのよ」
行き届いたサポートにも力点を置くと言います。 「個人事業主になったフリーランス看護師の中には、経理が得意ではない…という声も聞かれます。そのことがフリーランスになる障壁とならないように、経理のサポートや代行も担います」(中嶋さん) 「オンライン看護」も、高齢化社会の下、要望が増えると見ています。一人暮らしのお年寄りの体調相談や食事指導、薬の管理や助言も対応可能です。遠方で暮らす両親のために…そんな声にも対応していきたいと言います。 その他、病院へ付き添って医師の診断をかみ砕いて患者に伝える“橋渡し役”も需要がある…など、中嶋さんの頭の中には、新しい看護のカタチが次々と湧きあがってきます。 「必ずしも医療現場にいるだけが看護師の仕事ではない。ライフステージにあった自分の働き方を模索することで、潜在看護師の方も復帰しようと思うチャンスにめぐりあえるかもしれない」 「昔、ある上司から『看護師は寿命がある限り働くのよ』と言われたことがあります。働き方を変えれば、80代になっても現役でいられる職業だと思っています。もちろん私の目標も、80代まで働けるフリーランスナースです」(中嶋さん) (メ~テレ 加藤歩)