MLS行きの誤報に巻き込まれた古橋亨梧、移籍の噂は絶えずもロジャーズ監督は「憶測や噂を恐れていない」と信頼
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、移籍の噂が出続けている日本代表FW古橋亨梧(29)について言及した。イギリス『BBC』が伝えた。 2021年7月にヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋。すぐさまチームのエースとして君臨し、在籍4シーズン目を迎えた今シーズンは、スコティッシュ・プレミアシップで21試合10ゴール3アシストを記録している。 2027年夏までセルティックとの契約がある古橋だが、先日はちょっとしたトラブルに巻き込まれることに。メジャーリーグ・サッカー(MLS)の公式サイトが、アトランタ・ユナイテッドに古橋が移籍すると発表。しかし、すぐにこれが間違いだと発覚し削除。セルティックと古橋に対して謝罪していた。 どうやら、サガン鳥栖から加入したFW富樫敬真と間違えられた模様。ただ、予てからステップアップの噂もあるだけに、移籍市場が開くたびに話題に上ることになる。 11日に行われたロス・カウンティ戦でも2ゴールを記録した古橋。ただ、その際にゴールをあまり喜ばなかったことで、移籍の憶測が。ただ、ロジャーズ監督は、古橋があまり喜んでいなかったことに言及。憶測や噂に流されることはないとした。 「人々は常に何かを調べるものだ。彼は十分に祝うことはなかった。あるいは色々なことをしなかった」 「私は毎日彼を見て、彼の仕事ぶりを見て、彼の熱意も見た。彼は得点をたくさん決めているので、いつも熱狂的に祝う必要はないと考えているのかもしれない。あるいは、彼は冷静すぎたかもしれない」 「彼はいつだって一緒だ。常に憶測が飛び交うが、我々は憶測や噂を恐れていない。彼は元気であり、ダンディー戦にも向かうだろう」 ただ、移籍市場では何が起こるか分からないとは言ったもの。ロジャーズ監督は古橋を含めた選手が移籍する可能性に備えて、準備をしておくことは重要だとした。 「『もしも』のシナリオ全てに備えておく必要はある。選手がここに居たくないと思うならば去れば良い。その時点で、クラブは可能な限り最高の条件で契約を結ばなければならない。ここに居たくない選手を留めておく意味が分からない」 「ケガや移籍など、あらゆる事態に備えておく必要がある。常に準備を整えておかなければならない」 「ただ、彼は幸せで、よく働き、ゴールを決め、サッカーを楽しんでいると思う」
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