日本車が中国市場で苦戦でトヨタは3年連続前年割れ… 中国EVメーカーBYDはホンダ・日産の世界販売台数上回る
日系自動車メーカー3社は、中国市場での2024年の新車販売台数を発表しました。いずれも前年割れの苦戦が続いています。 トヨタ自動車は、中国での新車販売台数が前の年に比べてマイナス6.9%の177万6千台でした。 また、ホンダはマイナス30.9%の85万2269台、日産はマイナス12.2%の69万6631万台でした。 前年割れは、トヨタは3年連続、ホンダは4年連続、日産は6年連続です。 中国では去年EV=電気自動車など新エネルギー車の生産台数が世界で初めて1000万台を超え、急速なEVシフトが進んでおり、ガソリン車などに強みがある日系メーカーは対応が遅れ、苦戦が続いています。 一方、中国の大手EVメーカーBYDは2024年の世界での新車販売が、前の年に比べて41%増え427万台あまりと発表しました。 ホンダと日産の世界販売台数を初めて上回る見込みで、自動車メーカーの勢力図が変わりつつあります。
フジテレビ,国際取材部