田中樹、昔はラップが「嫌いでした」キャラクターを見つける上での心境の変化<あべこべ男子の待つ部屋で>
timelesz・佐藤勝利とSixTONES・田中樹が出演する「あべこべ男子の待つ部屋で」(毎週土曜昼2:30-3:00、日本テレビ※放送後Huluで特別版も配信)が9月14日に放送。ゲストの河合郁人が田中と佐藤の印象の変化を明かした。 【写真】初めて2人で番組をやった感想や互いの魅力を語った田中樹と佐藤勝利 ■田中樹、昔はラップが嫌いだった 本番組は、キャラクター、好きなもの、休みの過ごし方などあれやこれが真逆(あべこべ)な佐藤と田中が協力しながらゲストをおもてなしする完全手探り型・体当たりトークバラエティー。 この日のゲストは、佐藤と田中に内緒。二人は誰が来るのかとそわそわしている様子を見せていたが、スタジオには先輩でもある河合が登場。二人は一気にほっとした表情を見せ、田中は「本当に友達なんですよ!」と告白。河合も「樹はもう小さい時から知ってる」と語った。 入所当時から二人のことを知っている河合は、成長の過程を見て、どのように見えているのかという質問に「実際そうじゃないかもしれないけど、言っても大丈夫?」と前置きした上で「樹はもともとラップ嫌いだった」と話す。 田中は「嫌いでした」と頷き、「言い方あれですけど、やらされてました」と告白。「アイドルになるなら、真ん中でおいしいところを、バラードを歌ったり格好良いことをやるんだ、アカレンジャーになるんだと勝手に想像してた」と打ち明け、「身近に兄弟にラップやってる兄貴もいたから、勝手に『俺はそうじゃない』って。思春期もあったし、『俺もバラード歌いたいんだ、格好良くなりたいんだ』って思ってた分、『なんで俺これなんだよ』と思ってました。自分でも選べないし」と当時の胸の内を明かした。 その後の心境の変化について「“バカレア組”と呼ばれていた今のSixTONESのメンバーが1回バラバラになったときに『このままだと俺どこも所属できないで終わるぞ』って思って、『キャラクター見つけないと』と思った」と述懐。 そこでラップだと思い、勉強しようと思ったそうで「ずっと聞いて、調べて…ってやったら気付いたらハマってたんです」と振り返った。 ジュニアが出演する番組のMCを担当していた河合は、途中で田中の変化に気付いたそうで「10代、20代前くらいでしょ?」と尋ね、田中も「本当18歳19歳くらい」と頷いた。 ■河合郁人、佐藤勝利は「バランサー」 一方、佐藤について河合は「言われるの嫌かもしれないけど、真面目だったから。いろいろ一つ一つ考えてる」とコメント。他のメンバーもグループのことは考えていたと前置きし、「あまり口には出さないけど、グループのことを結成当時、ファンの方たちになるべく傷つけないように、活動していく上でいろいろ考えてるんだろうなっていうのは見てた」と語った。 田中は納得しつつ「やっぱり年上がいるからなかなか口にも出せないっていう…」と言い、河合も「そう。だって、あんな特殊な二人がいるわけじゃん(笑)。なかなか言えないんだけど、見たことはないけどいざというときに勝利って打ち合わせとかで一言何か言ったことがまとまったりする気がする。timeleszの中ではバランサーなんだなって思った。だからこそ、松島(聡)も思い切りいろいろ自由にできるんだろうなっていう」と表現した。 河合は、「だって、こんなにちゃんと自分のこともグループのことも考えて真面目にやってないと、SHOCK出れないよ」としみじみ。「自分たちの見せ方はすごくこだわってるイメージ。その見せ方がしっかり決まってないと、あまり動きたくないんだろうなっていうのは感じる」と続けると、佐藤は「なんか泣いちゃいそう」と笑い、田中は「見てるからね、河合くんはずっと」と口にした。 ■同じ事務所の先輩後輩という関係だからこそのトーク 同じ事務所の先輩後輩という関係だからこそ引き出せる言葉や、歴史が詰まっていた今回のトーク。河合はそれぞれの変化や性格をしっかりと見ていて、それを分かりやすく言語化していた。 中でも田中が最初はラップが嫌いだったという話や、その上でした努力、結果的にラップを好きになれたという話は印象的。過去があって現在の田中の姿があるということを実感したエピソードだった。 同じ事務所ならではの深い話が飛び出した今回の放送に、SNSでは「事務所の良さが詰まってた回だった」「河合くんきてくれてよかった」「河合くんからみた勝利くん、めちゃくちゃ良い」「愛を感じた」などの反響が集まっている。