ひさびさの旅行で鎌倉に行ったら、ホテルが「1泊2万円」になっていて驚愕! コロナ禍前は「8000円」だったのに、これってインバウンドの影響? 宿泊料の推移を解説
国内・観光地などの宿泊費の値段の推移
コロナ禍前と比べてどのくらい宿泊料が上がったのか、気になる人もいるでしょう。宿泊業界のDX化や集客を支援するメトロエンジン株式会社の調査から価格差を見ていきましょう。今回想定するホテルは、主要都市のビジネスホテル・シティホテルです。推移の結果は図表2のとおりです。 図表2
メトロエンジン株式会社 ビッグデータを活用し宿泊業界のDX化を支援するメトロエンジンが2023年5月度の全国主要都市のビジネスホテルの平均価格を公開より筆者作成 2019年と比べて価格が下がっている地域もありますが、ほとんどの都市の宿泊料が上がっています。一番価格が上がっている都市は京都で、その差は約3000円にもなっています。コロナ前の2019年の時と比較すると、全体的に1000円以上宿泊料が上がっているといえるでしょう。
ホテルの宿泊費は全体的に上がっていることを想定して、宿泊料を多めに見積もるようにしよう
インバウンドやコスト増大により、ホテルの宿泊料が上がっていることを解説しました。価格差が大きい都市だと5年前の2019年と比べて約3000円も上がっています。旅行やビジネスの際にホテルを利用するときは、宿泊費を多めに想定しておくとよいでしょう。 出典 株式会社日本能率協会総合研究所 消費者動向②:旅館・ホテル業編 観光庁 宿泊旅行統計調査 (2024年3月・第2次速報、2024年4月・第1次速報) メトロエンジン株式会社 ビッグデータを活用し宿泊業界のDX化を支援するメトロエンジンが2023年5月度の全国主要都市のビジネスホテルの平均価格を公開 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部