【スカイプレミアム】検察「1人5~10億円の報酬」 無登録でFX勧誘 幹部ら4人が起訴内容を認める 全国から1200億円を集めたか 福岡地裁
FBS福岡放送
国の登録を受けずにFX投資の契約を結ばせたなどの罪に問われている投資助言会社「スカイプレミアム」の幹部4人の初公判が30日、福岡地裁で開かれました。4人はいずれも起訴内容を認めました。
投資助言会社「スカイプレミアム」の最高経営責任者、斎藤篤史被告(45)ら幹部4人は、2019年から2021年にかけて大分県などで男女6人に対し、必要な国の登録を受けずにFX取引の勧誘をし、契約を結ばせたとして金融商品取引法違反の罪に問われています。
30日、福岡地裁で開かれた初公判で、斎藤被告ら幹部4人はいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、4人はおよそ570人の「エージェント」と呼ばれる勧誘員たちに客と投資の契約を結ばせていたと指摘しました。 その上で、およそ2万2000人の会員から1200億円あまりを集め、斎藤被告以外の幹部ら3人は月平均2000万円以上、1人総額5億円から10億円の報酬を受け取っていたと主張しました。