【イベントレポート】映画「わんぷり」長縄まりあはユキの照れに「尊くて大好き」、ジャルジャルも絆アピール
「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」の公開記念舞台挨拶が本日9月14日に東京・丸の内TOEIで開催され、声のキャストである長縄まりあ、種崎敦美、松田颯水、上田麗奈、寺島拓篤、ジャルジャルが登壇した。なお本記事には作品内容に関する記述が含まれるため、鑑賞前の方はご注意を。 【画像】「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」公開記念舞台挨拶の様子 怪しいタヌキがいるゲーム「ドキドキ♡タヌキングダム」の世界でプリキュアたちが活躍する本作。シリーズ初の犬のプリキュア・キュアワンダフル / 犬飼こむぎと、動物が大好きな飼い主の女の子キュアフレンディ / 犬飼いろはが登場する。長縄がキュアワンダフル / 犬飼こむぎ、種崎がキュアフレンディ / 犬飼いろは、松田がキュアニャミー / 猫屋敷ユキ、上田がユキの飼い主であるキュアリリアン / 猫屋敷まゆ、寺島がうさぎの大福を飼っている兎山悟に声を当てた。 公開を迎えた心境について、長縄は「映画でしか観られないこむぎとユキのかわいさと、CGならではの小さくなったプリキュアが観れて大満足です」と述べ、種崎は「いろんなところでこむぎのかわいさとがんばりを話していました。それをたくさんの方に早く観ていただきたいなってずっと思っていたので、本当にうれしいです。観ていただけたらこむぎのことはもちろん、『わんだふるぷりきゅあ!』のことをもっと好きになってもらえると思っています」とコメントする。 松田は「まだキュアニャミーを演じていない状態で、去年の『映画プリキュアオールスターズF』を映画館で観ました。そのときに“2024年に映画が公開”というのを見て、どうなるのだろうとワクワクしていました。実際に今これだけ多くの方に観ていただけていると実感できてプリキュアになることの幸せを感じました。そして映画ではツンツンしていたユキとこむぎが力を合わせるところをぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです」と述懐。上田は「ゲームをクリアしていくこむぎたちを見て、まゆと一緒に上田もうれしく、ここまで来たんだなと感動しました。まゆもいろんなことを経験して成長したからこその言葉があって、『わんぷり』らしさが詰まっている作品です」、寺島は「絶対に面白い、素晴らしいと言ってもらえるような作品に仕上がっているなと、いちアニメオタクとして感じました。うちの大福頑張っていたでしょ? 何よりも声がかわいい! 本人も喜んでいると思います。悟くんも外からサポートするすごさが描かれていて、変身する驚きもあったりして、ともに立ち向かう仲間になれて感慨深かったですね」と語った。 タヌキの仲良しブラザーズのポンタ&ポコタ役を担ったジャルジャルは「思いのほか、冒頭から僕たちの登場シーンが多くて戸惑わせてしまったかもしれません。声がジャルジャルすぎてプリキュアの世界に入り込めているのかという不安もありますが、温かい目で見ていただき、ポンタ&ポコタも愛していただけたらうれしいです」と会場に呼びかける。 今作の魅力を聞かれた長縄は「アニメシリーズを経てこむぎとユキの関係性が変化して絆が生まれ、ユキがちょっと照れるやり取りが、めちゃくちゃ尊くて大好きです!」と熱弁。松田も「二足歩行のユキはシュッとしているけれど、こむぎのちょっとお腹がぽてっとしている姿が可愛くて、新たな魅力じゃないかなと思っています」と伝えた。またジャルジャルはポンタ&ポコタの絆も見どころだと言い、セリフを言うタイミングも同時だとアピール。「偶然そろっていた」と話す福徳に対して、後藤は「何度も録り直したやん。語尾までぴっちりそろうように」とツッコミを入れて会場の笑いを誘った。 さらに劇中に登場する「ひろがるスカイ!プリキュア」「魔法つかいプリキュア!」の歴代シリーズプリキュアにまつわる質問も。上田は「モフルン大活躍でしたよね。みんなを助けてくれる頼もしさが、やっぱり先輩なんだなって」と言うと種崎も「ひろプリ、まほプリの皆さんが現れた瞬間にきたー! カッコいい!となりました」と話す。 また、うさぎの大福についてもトークが展開された。9月13日には中村悠一がうさぎの大福に声を当てることが発表され、映画内で人間の姿になることも明らかになっている。大福と話すことができたときの気持ちを問われると、寺島は「悟くんと気持ちがシンクロするくらいうれしかったです。中村(悠一)さんと一緒にアフレコをさせていただいて『大福だ……』となりました。完成したものを初めて観たときに、悟の表情を見て、大福と話せた喜びを実感が沸きました」と当時の気持ちを振り返った。 最後に長縄は「この映画をきっかけにして、家族の絆や愛がもっと深まったらうれしいです。たくさんの、違った種類の愛がちりばめられているので、そこも感じ取ってほしいなと思います。映画はもちろん、より強くなった『わんだふるぷりきゅあ!』を応援していただけたら」と挨拶してイベントは終了した。 宮原直樹が監督、加藤陽一が脚本を担当した「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」は全国で公開中。 ※種崎敦美の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記 (c)2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会