【天皇賞・春 トレセン特選マイク】ブローザホーンの菅原明良騎手「前走より調子が上がっている感じ」
天皇賞・春の『トレセン特選マイク』は、ブローザホーンの菅原明良騎手(23)=美・高木。最終追い切りは栗東に駆け付け、感触を確かめた。自身20戦目のGⅠ挑戦。前々走の日経新春杯を快勝した同じ京都外回りで、盾取りへ意気込みを語った。 ──前走の阪神大賞典は3着 「最近、折り合い面での心配はなかったんですが、前回はだいぶ行きっぷりがよく、終始、かかり気味のレースになってしまった。うまく乗れなかった印象ですね」 ──京都外回りは前々走の日経新春杯を快勝 「一度、経験しているのは強みになると思います。折り合いばかり気にせず、自信をもって乗れればと思っています」 ──最終追い切りで前走以来、ブローザホーンに騎乗。印象は 「毛づやだったり、張りもまたさらに良くなっていて、阪神大賞典より調子が上がっていると感じました。すごく楽しみです」 ──最終追い切りの指示 「折り合い面に気を付けるような感じで、『タイトに並ばせながら我慢させるような調教で』という指示でした」 ──手綱から伝わる感触や動き 「調教ではそこまで動く馬ではないですが、調子の良さを感じました。坂路での追い切りというより、角馬場での調整でフラットワークのときの雰囲気がすごく良かったです」 ──自身20戦目のGⅠ挑戦。春の天皇賞は初 「とても楽しみです。たくさん乗せていただいているので、そろそろ勝たないと、結果を出さないと、と思っています」 ──レースに向けて 「いつも通り平常心で結果を出せるように頑張りたいです」 坂路でクビ差遅れも吉岡師は満足 ブローザホーンは、栗東坂路で軽めの最終追い切り。ディクテオン(OP)にクビ差遅れて4ハロン55秒0─13秒3で駆け上がった。吉岡調教師は「実質的な強い追い切りは先週の土曜に済ませていて、そのときに前走以上の動きだと感じていました。なので、けさはジョッキーに感触を確かめてもらう程度。状態が上がっているのを感じてくれたようです」と満足げな表情を浮かべた。