台湾周辺に中国軍機33機 13機が中間線越え
(台北中央社)国防部(国防省)は27日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ33機と軍艦延べ6隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。軍用機のうち延べ13機が台湾海峡の暗黙のラインである「中間線」やその延長線上を越え、台湾の南西や北部の空域に進入した。 国防部は併せて、27日午前6時までの24時間に中国の気球2機を台湾海峡周辺の空域で確認したと発表した。1機は北部の空域に、1機は南部の空域に姿を見せた。飛行高度は約1万7千~2万フィート(約5200~6100メートル)の間。 2機は北部・基隆の南西約101カイリ(約187キロ)、南部・屏東の北西約132カイリ(約244キロ)にそれぞれ出現。24分~1時間50分後に姿を消した。 (呉昇鴻/編集:羅友辰)