災害の備えは…防災士の自宅拝見(前) 食料品は「ローリングストック」で3週間分 おススメは湯せんできるポリ袋
食料は「ローリングストック」で3週間分
キッチン横のパントリーには、驚くべき光景が…。 そこにはジャンル分けされた食品がずらり。実は波多野さん、整理収納のプロとしての肩書きも持っています。用途に合わせて、缶詰も分けられていました。 波多野さん「全部で(4人分)だいたい3週間分の食料。普段はそこから食べて追加するローリングストックをしている」 伊地アナ「ローリングストック?」 波多野さん「回していくということなんですけど…」
ストックする食材の賞味期限が近いものから食べていき、その分、購入して、備蓄の数を保つ方法です。 伊地アナ「ここにあるものは防災用の備蓄食料品でもあるけど、普段使いの食料としても使っているということですね」
波多野さんは、何年も保存できる防災食は買わないといいます。他にも、常温保存できる「豆腐」や「油揚げ」が。 伊地アナ「これの賞味期限は24年5月27日」 波多野さん「大体半年ぐらい」 伊地アナ「これも賞味期限が近付いたら普段の食事で使っていく。ちなみに冷蔵庫の中は何か違ったりします?」 波多野さん「普通です」
普通といっても、なかなか見かけない整理整頓が。気になるのは、「早く食べる」のシール。これも関係があるのでしょうか。 波多野さん「災害時には冷蔵庫の中身から食べるように」 非常食の温存にもつながるテクニック。賞味期限を把握することが大事なんですね。
おススメは湯せんできるポリ袋
台所には、おススメの防災グッズも。それが、湯せんできるポリ袋です。湯せんでつくる料理が災害時には便利なんだそう。なべ底に網を敷いて、直接袋が当たらないようにすれば準備OK。 波多野さん「これが白米ですね」 伊地アナ「ご飯炊けるんですか」
準備は簡単、袋にコメと水を入れ、浸水させること40分。 波多野さん「茹でるのが30分くらい。触っていただいて柔らかくなっていれば炊き上がり」 伊地アナ「私、食べましたがしっかりと炊けていて、美味しかったです」