<ネタバレ注意>ドイツ版「花より男子」⁈ な世界観。名門校が舞台のドラマ「マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~」
名門高校に通う御曹司と真面目な奨学生が最悪な出会いからひかれ合う、まるでドイツ版「花より男子」といった世界観のドラマ「マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~」のシーズン1(全6話)が、Prime Video で配信されている。 【動画】繰り広げられる反発と恋 かゆいところに手が届く胸キュンシーン満載!「マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~」オフィシャル予告編
奨学生のルビーと御曹司のジェームスの反発とひかれ合いを描く
本作は、ドイツ人の作家モナ・カステンの人気小説をドラマ化したもの。名門校マクストン・ホールで、お金も影響力もない奨学生のルビー(ハリエット=ヘルビヒ・マッテン)は、英オックスフォード大学で学ぶことを夢見て最終学年をまい進する予定だった。そんな矢先、傲慢な御曹司のジェームス・ビューフォート(ダミアン・ハルドン)に関わる秘密を目撃してから、夢への計画が狂い出す。 一族の名誉のため、秘密を口外しないようにとお金で買収しようとするジェームスに怒りを覚えるルビー。このことをきっかけに、未来を約束された立場でやりたい放題のジェームスと、自分の実力で夢をつかもうとするルビーは強烈に反発し合う。しかし、これまで出会った誰とも違うタイプであることから、お互いに相手のことが頭から離れず、次第に猛烈にひかれていく。 お金持ちと庶民の恋という「花男」的な物語で、高校とは思えないお城のような校舎で繰り広げられるベタな展開に合いの手を入れたくなる本作。傲慢なジェームスだが、ルビーを買収しようとわざわざ現金を用意して手渡しする丁寧っぷりは憎めないところがあるし、対するルビーも、お金を舞い散るように落として受け取りを拒否する。 恋に落ちる2人……というよりジェームスがルビーに首ったけになるテンポ感がよく、ドレス姿のルビーに見ほれ、プールで溺れるルビーを助けてお姫様抱っこするジェームスなど、かゆいところに手が届く胸キュンシーンは挙げるときりがない。 さらに、思い通りに生きてきたわがままおぼっちゃまかと思いきや、敷かれたレールにしたがってエリートの道を進まなければならないジェームスの苦難も明らかに。父親に脅され、ルビーと距離を置かなければならない苦難の表情はなんとも魅惑的だった。 ~以下、本編のネタバレあり~