酒井若菜、仁村紗和の職場の同僚役で『若草物語』出演決定 阪田マサノブが上司役に
10月6日より日本テレビ系で放送がスタートする堀田真由主演の日曜ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』に酒井若菜と阪田マサノブが出演することが決定した。 【写真】酒井若菜を写したソロカット 本作は、アメリカの作家、ルイーザ・メイ・オルコットが手がけた不朽の大ベストセラー『若草物語』が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら……」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる社会派シスターフッドコメディーだ。 町田家の四姉妹を、堀田真由(次女)、仁村紗和(長女)、畑芽育(四女)、長濱ねる(三女)が演じる。脚本は、『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)、『紅さすライフ』(日本テレビ)などの松島瑠璃子が担当する。 酒井が演じるのは、ハローワークで働く非正規職員で、恵(仁村紗和)の同僚の佐倉治子。恵とは昼食時間中、よく一緒にお弁当を食べる仲。だが、ある出来事を機に職場内で孤立を深めてしまう。 阪田が演じるのは、ハローワークで働く正規職員の土方昭彦。恵や大河(渡辺大知)、佐倉の上司にあたる人物。職場での人望も厚く、表向きは“頼りがいのある上司”だが、実は裏の顔があった。 坂井と阪田からはコメントも到着した。 ■コメント ・酒井若菜(佐倉治子役) 「『若者へのハラスメントは気をつけるけど、お前たちの世代は慣れているんだからかまわないよな』と上司から言われました。私たち世代への押しつけは何も変わっていません」 以前、会社勤めをしている同世代の女性からこんな相談を受けました。ハラスメントの被害者は若者だけではないのだと実感しました。 このドラマは、若者の苦難や葛藤、そして成長を丁寧に繊細に描いています。珍しいのは、若者と同じ悩みを抱きながらもそこから抜け出せずにいる中年女性「佐倉」という登場人物をひっそりと存在させているところです。多くを語らない佐倉がどんな言葉を飲み込んで生きてきたか、少しでも表現できればいいなと思います。 ・阪田マサノブ(土方昭彦役) 町田家の長女・恵が働くハローワークの正規職員・土方昭彦役を演じさせていただきます。 非正規職員の人事権を握る立場を使い己のドス黒い欲望を満たそうとする卑劣な上司としてお目にかかります。 目立たないぶん余計気持ち悪い男です。妻子持ちらしいです。蒸し暑い時期から肌寒い時期にかけ絶賛撮影中ですが現場の明るく健やかな雰囲気に抗う陰湿な輩として存在しようと思っています(役として)。
リアルサウンド編集部