宮崎に0―4で大敗 辛島監督「立て直したい」 オルカ鴨川FC(千葉県)
女子サッカー「2024プレナスなでしこリーグ1部」の第2節が行われた。オルカ鴨川FCは24日、鴨川市陸上競技場でホーム初戦を迎え、ヴィアマテラス宮崎に0―4で大敗。初白星はならなかったが、会場には多くのサポーターが駆け付け、今季のオルカの走り出しにエールを送った。オルカは、0勝1敗1分で、勝ち点1、順位は10位。 相手の正確なパスワークに押され、苦しい時間が続く試合となった。チャンスもあったがゴールに届かず、前半32分に先制点を許す。立て直しを狙うも、後半14分の2失点目が響いたか、同19分、終了間際と失点が重なった。 辛島啓珠監督は「大変厳しい試合になってしまい申し訳ない。なんとか切り替え、勝ち点3を目指してしっかり立て直したい」と次節に向けて前を向いた。 オープニングセレモニーでは、後援会のオルカフレンズによる昨季優勝記念品のビッグバナーなどの贈呈や、スポンサーの日本経営代表とマスコットキャラクターのオルルンによるキックインセレモニー、公式チアチーム「ORCAS☆」による元気いっぱいのパフォーマンスなどがあり、会場を盛り上げた。 スタンド席や芝生席には、531人のサポーターらが駆け付け、「オルカブルー」のタオルなどを手に応援。今季から開放されたゴール裏芝生席では、応援団が太鼓などを打ち鳴らし、熱い声を届けた。 オルカ創設からのサポーターで、同市の森下孝志さん(62)は、「きょうは決定的なチャンスで決めきれなかった。半分くらい入れ替わった新生チームなので、まだまだこれからだと思う。各ポジションの役割を理解して、パスがつながり、歯車がかみ合えば勝てると信じているので、これからも応援し続けます」と激励した。