「またか。この問題から我々は逃れられない」日本代表GK鈴木彩艶が差別被害。海外メディアが反応【アジアカップ2023】
サッカー日本代表は19日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組第2節でイラク代表と対戦し、1-2の敗戦を喫した。試合後、日本代表のGK鈴木彩艶が差別被害を受けたことに対し、フランスメディア『オレンジスポーツ』や『RMCスポーツ』など複数の海外メディアが反応している。 【画像】日本代表、インドネシア代表戦の予想フォーメーションはこちら 日本代表の守護神としてアジアカップ初戦のベトナム戦でフル出場を果たした鈴木は、2戦目のイラク戦でも先発起用された。前半だけでイラク代表のアイマン・フサインに2ゴールを許す展開になると、後半アディショナルタイムに遠藤航が1点を返すだけにとどまり、日本代表は1-2の敗戦を喫している。 そして、ベトナム戦とイラク戦で合計4失点を喫したこともあり、SNSで鈴木が批判の的になってしまった。その中には差別的な発言もあり、大きな問題となっている。この問題を海外メディアも取り上げ、フランスメディア『オレンジスポーツ』は「人種差別、またか。我々はこの問題から逃れることは出来ないようだ。ウディネーゼ対ミランの試合では、ミランのGKマイク・メニャンがウディネーゼのファンから差別的なチャントを浴びたが、その数日後に今度は鈴木が、アジアカップのイラク戦で敗れた後に人種差別的で侮辱的なコメントの標的となった」と反応している。
フットボールチャンネル編集部