黄砂飛来の予想 29日夜から広い範囲で【長野】
午前中続いた春の嵐は午後から急速に回復し気温が上がりました。松本城では早くも半袖で観光を楽しむ姿がありました。 雨の朝となった飯田市の桜の名所、大宮通り。一足早く開花したエドヒガンザクラも雨に濡れていました。 午後になると…スッキリとした青空に。春の嵐から一転、汗ばむ陽気となりました。 ■福岡から 「夏日近いですね、ものすごく気持ちがいいさわやかです」 ■岐阜から 「(来る途中は)すごい雨だったんで寒かったんですけど、春どころじゃないですね」 県内の最高気温は松本で21.6℃、飯田市南信濃で21.2℃、上田で21.1℃など30ある観測所のうち16地点で今年最高を観測しました。 ただ、心配されるのは大陸から飛来する大規模な黄砂です。 長野地方気象台によりますと県内では今夜から31日かけて、広い範囲で黄砂の飛来が予想されています。ところによっては見通しの効く距離が5キロ未満となる見込みです。 視程が10キロ未満で風景がぼんやりとかすみ、5キロ未満となると車や洗濯物などへの付着が目立つようになります。 見通しが悪くなることで、交通に影響が生じる恐れもあり、注意が必要です。