各地の最高気温は10月中旬並みに 今夜からあすにかけ再び大雨のおそれ
県内は昨夜から今朝にかけて一段と秋らしくなり、愛南町御荘を除く全ての観測地点で最高気温が25℃を下回りました。今夜からあすにかけては再び大雨のおそれもあります。 水口気象予報士: 「きょうは雲が広がっていて先週と比べると随分と涼しくなりました。雨上がり湿気があってジメっとしますが、歩いている人を見ると長袖を着用している人が目立ちます」 前線付近の湿った空気の影響で各地の最高気温は、御荘で26.6℃、宇和島で24.9℃など10月中旬並みの所が多くなりました。 愛南町御荘を除く全ての観測地点で最高気温が25℃を下回り、松山では6月9日以来116日ぶりに夏日から解放されました。 前線が四国の南岸まで南下したためきょう日中は各地雨は小康状態となりましたが、今夜からあす朝にかけて再び、前線が四国付近で停滞するため雨が強まる時間がありそうです。 県内は前線の影響できのうから雨となっています。前線上の低気圧が通過した未明には、大三島で1時間に22.5ミリの強い雨を観測していて、きのうの降り始めからの雨量は大三島65ミリ、西条市周布 36ミリなど東予中心に多くなっています。 こんやからあす朝にかけて前線が四国付近で停滞するため、あす明け方から朝にかけ局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。 雨の予想です。南予を中心にやや発達した雨雲がかかる見込みで、予想されている1時間雨量は全域で30ミリ。土砂降りの時間がありそうです。 また発達した雨雲が停滞した場合は東予や南予で警報級の大雨となるおそれがあります。 あす日中は再び前線が南下するため、雨は小康状態になる見込みです。 南予はあす昼前にかけて、東予では今夜遅くからあす昼前にかけて土砂災害に十分注意して下さい。