華原朋美が「GLAY」の大ヒット曲をカバー 「HOWEVER」のMV解禁
歌手・華原朋美のカバーアルバムシリーズの第2弾「MEMORIES 2 -Kahara All Time Covers-」(10月1日発売)に収録されている、今年デビュー20周年を迎えるロックバンド「GLAY」のヒット曲「HOWEVER」のミュージックビデオが10日にYouTubeで解禁された。 撮影は8月初旬に長野・霧ケ峰高原で行われ、手付かずの大自然、広大な原野にゆるやかな起伏が続き、日本が誇る名峰も一望のもと、華原はオーケストラとバンドメンバー総勢40名をバックに従えて同曲を熱唱し、復帰シングル「夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-」のMVを彷彿とさせるダイナミックな仕上がりとなっている。 また、撮影中は大自然がもたらす気候の変化が映像にも奇跡を起こし、高原ならではの霧が立ち込める幻想的な世界から、太陽が差し込み青空と雲のコントラストが映える広大無辺な景色まで、楽曲の起承転結に合わせるかのように変幻していくシーンの移り変わりも大きな見どころの一つとなっているという。 MVの撮影を終えた華原は、「今回のカバー・アルバムで、こうして『GLAY』さんの名曲を歌わせて頂けたことをとてもうれしく思います。今まで歌ったことがなかったジャンルの楽曲でしたが、このような機会を頂けたことで、“歌うこと”の新しい扉を開けられたような手ごたえを感じました」。 続けて、「また今回のミュージックビデオでは、初めてこのような大きくて広い、幻想的な場所で歌うことができたことがとても新鮮でした。『HOWEVER』という曲を通して、ごく普通な生活で感じる感情の中に“何があって、何が最も大事なことなのか”ということを教えられた気がしました」と明かした。 そして、「私が『HOWEVER』を歌わせて頂いて思ったことは、“愛はすごく大事なこと。”ということでした。普通なことかもしれませんが、普通だからこそ日常で忘れてしまいがちな気持ち、そしてその中で“人間だからこそ出てくる様々な感情”を改めて思い出させてくれる曲だと感じています。」と語っている。 今回のカバー・アルバムでは、「HOWEVER」をはじめシンガー・華原朋美として、これまでに歌唱したことがなかったジャンルにも果敢にトライ。進化した表現力を発見できる楽曲が髄所にちりばめられており、復活を経て、アーティストとしてのポテンシャルをさらに前進させていこうとする強い意思が感じられる作品となっている。