『Destiny』制作発表記者会見＆試写会

4月9日（火）スタートの石原さとみ主演ドラマ『Destiny』（テレビ朝日系　毎週火曜　午後9時～9時54分　※初回は拡大スペシャル）の制作発表記者会見＆試写会が、4月4日（火）に開催。石原をはじめ、亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実、仲村トオルが登壇した。 【写真】会見に登壇した石原さとみ＆亀梨和也 本作は、石原さとみ演じる主人公の検事・西村奏が、亀梨和也演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会したことをきっかけに、封印してきた青春時代の“ある事件”の扉が開き、2人が20年に及ぶ運命の波に翻弄されていくサスペンス×ラブストーリー。

そんな本作の制作発表記者会見＆試写会が4月4日（火）に開催され、石原と亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実、仲村トオルが登壇した。まず、石原は「プロデューサーの中川慎子さんと脚本家の吉田紀子さんが命を削って、血のにじむような努力で0から1に脚本を書き上げてくださった作品に、声や行動、命を吹き込んで大切に演じさせていただきました。撮影はすでに終わっていまして、やっと皆さんにお届けできることが本当にうれしいです」と。 亀梨も「これだけすてきなキャストの皆さまと濃厚な時間を過ごしながら作品作りをさせていただけたことを心より感謝しています。いよいよ皆さまの手元に渡せるタイミングが来たのだなと本当にうれしく思っております。1話が始まってから、一気に皆さまの頭の中が『Destiny』で染まるような、自信を持ってお届けできるドラマに仕上がっていると思います」と語った。 なお、本作は初共演となるキャスト陣が多いが、それぞれ“意外だった人”を問われると、石原は自身が演じる奏の婚約者役を演じる安藤と回答。「もっとクールで寡黙、ミステリアスなイメージを抱いていたのですが…違いました（笑）。すごくしゃべってくださるし、アグレッシブにいろいろなことに取り組まれているし、面白いし、話していて“なんてお茶目な人なんだろう！”と毎度驚かされて面白かったです。ただ若干、脚本を深読みしがちで、おちゃめな愛らしいシーンもサイコみたいなシーンにしようとするんですよ（笑）」と明かした。 そして、他キャストから多く名前が挙がったのが矢本。亀梨は「体が日に日に大きくなっていって（笑）。すごくかわいらしい笑顔なのに、中身や好きなことは“ザ・男”みたいな感じ」、宮澤も「うまく説明できないくらい、存在そのものがワンダー（笑）」、田中も「私の中ではとても年下なイメージだったので、“うちの嫁が”とか話してくれてびっくりしました。しっかりしている一面もあるのですが、急に“白いものは全部食べられない”とか言い出して（笑）」などの意見が飛び交った。 続けて、タイトルの『Destiny』にちなみこれまでの“運命的な出会い”を問われると、亀梨は自身が演じる真樹の父役の仲村とのエピソードを。「小学生の時、僕の親戚が劇団に入っていたのですが、“ドラマで野球をするシーンがあり、野球少年たちを探しているみたいだ”と、野球少年だった僕に声をかけてもらって。それで生で初めてテレビドラマの現場に行き、エキストラとして参加させてもらったのですが、そのドラマに出演されていたのがトオルさん」と告白。 「夏だったのと、現場に慣れていないので、空き時間に口を開けてベンチで寝ちゃっていたんです。そしたらトオルさんが僕の口の中にかき氷をポンと入れてくれて。起きたらニコッとしてくれたことがずっと強く印象に残っています」とエピソードを披露した。 すると、仲村は「僕と亀梨君はあまり良くない親子関係を演じるんですが、でもこの父と子にもきっと楽しい時間はあったんじゃないかなって思うんです」と。「亀梨君の口にかき氷を入れた僕がいたように、冷え切ったような親子の間にも、きっと一緒に笑った瞬間があったんじゃないかと思い出させてくれたエピソードなので、僕にとっては必然というか、運命だったんだと思います」と熱く語った。 さらに「キャッチコピーに“愛は歪む”とありますが、愛してやまないものは？」という質問には、「亀梨さんから私の子供に、とあるキャラクターのぬいぐるみを頂いたんです。うちの子はそれまでそのキャラクターのことを知らなかったのですが、今は愛し続けていて、寝るときもずっと一緒。本当にそれが愛おしくてかわいくて…。亀梨さんのおかげです！」と感謝を述べた石原。 一方、亀梨は「僕はイカですかね。もう愛してやまないです。なので、お寿司屋さんに行ってもイカ連チャンで。いろんな種類があるんですが、ネトッとしたモンゴウイカ系がすごく好きです。単品で頼める店や回転寿司に行くと、もうずっとイカばっかり食べています」とイカへの愛を。 石原をはじめ、矢本と宮澤もそのイカ愛に同意し、亀梨が「今度みんなでイカパーティーする？」と盛り上がる中、仲村からは「うちも数日前にお寿司をとったのですが、家族で話し合い、イカが入っていないのにしました（笑）」とまさかの発言が飛び出した。 なお、会見後に開催された試写会の後には、石原と亀梨が再びサプライズで登場。大喜びする観客に、石原が「本当に見ていただけてうれしかったです。皆さんお一人ずつに、感想を聞きたいくらいです（笑）。ぜひお家に帰って、ご家族や友人に話していただけると…。口コミが命です、皆さまにかかっております！（笑）」とアピール。亀梨も「2話を見ていただけるのは少し先になってしまうのですが…。しかも3話もラストが！（笑）」などと波乱の展開を匂わせ、今後への期待を煽った。