佐々木朗希の“意中の球団”は――ロッテ助っ人左腕カイケルがNY紙で注目発言「ドジャースと契約が成立したという噂を聞いた」
ニューヨークの2球団での可能性は?
いずれにしろ、佐々木がポスティングで移籍する以上、“現時点”でドジャースが大本命と言うのは紛れもない事実。カイケルもそうした状況をふまえて「間違いなくドジャースを最有力に入れる(賭ける)」と発言したのだろう。 さらにカイケルの注目発言は続く。シーズン中から熱心に佐々木をスカウティングしていたニューヨークの2球団(ヤンキースとメッツ)での可能性も問われ、当人の興味具合を明かした。 「僕らは東海岸の2チームについても話したことがある。ドジャースが優位に立っている理由は、ショウヘイ(大谷翔平)やヤマモト(山本由伸)、そして2017年のプレーオフでダルビッシュが投げたことのあるチームだからだと思う。日本のどこへ行ってもドジャースの試合は、毎朝テレビ中継されているが、それは彼らの存在があるからだ。ササキとはピンストライプ(ヤンキース)やメッツについても簡単な話をしたけど、その話の中でも中心になる球団ではまったくなかった」 36歳の助っ人左腕の言葉を鵜呑みにすれば、球界屈指の資本力も有している東海岸の2球団は「意中の存在」ではないと言えよう。令和の怪物の目にも、“銀河系軍団”とも言われるドジャースは華々しく映っているのかもしれない。 果たして、佐々木は最終的にいかなる決断を下すのか。正式公示から45日間に渡って繰り広げられる交渉の行方から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]