タイグ・オシェアに短期免許交付 4月27日から6月26日まで 日本への参戦経緯も激白!「昨日はラーメン、今夜はスシを食べたいです」
JRAは24日、アイルランド出身のタイグ・オシェア(42)に短期免許を交付することを発表した。期間は4月27日(土)から6月26日(水)まで。日本での騎乗は今回が初めてとなる。身元引き受け調教師は美浦・国枝栄調教師、契約馬主はDMMドリームクラブ(株)。 同騎手は現在、UAEを拠点に活躍しており、同国のリーディングを12回獲得した名手。今年のドバイワールドカップではローレルリバーとのコンビで8馬身差の圧逃劇を演出し、ドバイゴールデンシャヒーンでも伏兵タズを勝利に導いている。 24日に美浦トレセンに訪れたオシェアは、「日本馬が世界中で活躍するのを見て興味を持ちました。日本馬は見た目が筋肉質で、大きくて力強い馬が多いという印象ですね。去年の秋くらいに日本に行けそうだと分かって、R・ムーア、O・マーフィー、T・マーカンドらに相談したら、全員から『日本は競馬の質、レベルが高いので、チャンスがあるなら絶対行った方がいい』とアドバイスを受けました。いずれはジャパンCを勝ちたいです」と短期免許取得の経緯を明かした。 この日は28日のリステッド・スイートピーS(東京芝1800メートル)でコンビを組むベストミーエヴァー(牝3・国枝)の追い切りに騎乗したあと、熱心に調教スタンドの設備などを見学。「街を歩いてもきれいだし、日本はすべてが組織的でスムーズですね。驚きましたし、感動しています。昨日はラーメンを食べましたし、今夜はスシを食べたいですね。本場の日本食を楽しみにしています」と日本についての感想を述べた。 「どの馬に乗ってもベストな結果が出るように一生懸命乗るのが私のセールスポイントです。多くの勝利を挙げて、皆さんから戻ってきてほしいと言われるような結果を出したいですね」。来年、再来年も来日することを望んでおり、初戦から貪欲に勝ちを目指す。
東スポ競馬編集部