高雄市農業局、フーデックスに出展へ フリーズドライの果物で商機狙う/台湾
(高雄中央社)来月上旬に東京都内で開催される食品・飲料展「フーデックスジャパン」に、南部・高雄市政府農業局が市産の農産品を扱う9社を率いて出展する。保存の難しさなどの課題を克服できるフリーズドライの果物ギフトセットを紹介し、受注獲得を狙う。 同市は2013年以降、同展に毎回出展している。 今回同局がPRするギフトセットは高雄のパイナップルやバナナ、グアバなどを加工したもので、保存のしやすさの他、生の果物では必要な検疫を受けなくてよいメリットがある。フリーズドライ技術によりサクサクとした食感に仕上げられ、果物の風味や色合い、栄養を保つことができたという。日本では初めてお披露目される。 同局は出展に当たり、農産品の適性や売り上げ拡大における障害、輸出販売の潜在力などを分析。生のバナナやパイナップル、インドナツメの他、高級ライチ「玉荷包」を使った酒や蜂蜜関連製品なども紹介するとしている。 フーデックスジャパンは3月5~8日、東京ビッグサイトで開催される。 (蔡孟妤/編集:田中宏樹)