「ユリの女王」カサブランカが見頃 地域を盛り上げようと約20年前から栽培、自宅敷地でイベントも開催 島根県雲南市の男性
島根県雲南市大東町、栗間良夫さん(77)の自宅で「ユリの女王」と呼ばれるカサブランカが見頃を迎え、赤や黄色の大輪の花々が来訪者を楽しませている。今週末が最盛期で、13日ごろまで見頃という。6日は花と伝統芸能を楽しむイベントがある。 【写真】見ごろ迎えたユリの大輪
地域を盛り上げようと約20年前に栽培を始め、今年は県内外の仲間約20人と約200本を育てた。大きいものは高さ2メートル近くにまで成長し、直径30センチほどの大輪の花を咲かせる。 来訪者をもてなそうと、8年前から毎年7月に自宅の敷地でイベントを開いている。取り組みが地域のにぎわいにつながっているとして、2022年度しまね景観賞の優秀賞を受賞した。 栗間さんは「今年の花は例年より大きくきれい。たくさんの人に来てほしい」と呼びかけた。 イベントは栗間さんの母屋が会場。6日午前11時ごろから、手打ちそばや炊き込みご飯を販売し、午後6時からは日本舞踊や安来節の上演もある。