リリコが激推しの海外スターとは?「ルックスはいいし歌唱力もオーラもあるし・・・」
アメリカの大ヒットテレビドラマ『glee(グリー)』のシュースター先生で知られる、マシュー・モリソンが出演するブロードウェイ・ミュージカル『CHICAGO』。その大阪公演公式アンバサダーに、映画コメンテーター・タレントのLiLiCoが就任することが決定。大阪市内で会見を開いた。 【写真】アメリカでも女性人気の高いマシュー・モリソン ■「大阪のみなさんは私を知っているのか」 アンバサダーのオファーがあったときの心境を聞かれると「びっくリリコです」と一言で表現。「私は大阪(のテレビ番組)ってあまり呼ばれないし、メインで出ているのも大阪で映ってない番組なので、大阪のみなさんは私を知っているのか? と。まずLiLiCoを知られないといけないのでは」と戸惑う一方で、「バラエティ番組で見るクレイジーな姉ちゃんが、激推しする『CHICAGO』なら間違いないのでは、と思ってもらえたら」と、早速戦略を明かした。 ■「いつか共演ができたらいいなと」 LiLiCoは本作について、歌や踊りのかっこよさだけでなく、物語に込められたハングリー精神も魅力だという。「今の日本は夢を投げ捨てる人が増えていて、『成功したい』というハングリー精神が足りてないと思う。『CHICAGO』にはそれがあって、観ていてやる気になるし、明日をパワフルに明るくしてくれる。劇場を出るときには、身長が2cmぐらい伸びていると思います(笑)」と、カンフル剤のような舞台であることを熱心に解説。 そしてフリンを演じるマシュー・モリソンについては、「ヒュー・ジャックマンもそうですが、TV(ドラマ)も舞台も映画もできる方って、実は意外といないんですよ。ルックスはいいし歌唱力もオーラもあるし、なにも言うことはないです」と太鼓判を押しつつ、「私には、いつかヴェルマをやりたいという夢があるので、マシューとも共演ができたらいいなと。『年齢が・・・』とか、今は言っちゃいけない時代ですよ(笑)」と、大きな野望を明かした。 ◇ 『CHICAGO』は、1920年代のシカゴを舞台に、愛人を殺した人妻・ロキシー、服役中のダンサー・ヴェルマ、彼女たちを担当する悪徳弁護士・フリン、殺人事件をエンタメとして消費するメディアなどが、不埒な人間模様を繰り広げる物語。 来日公演は、4月18~21日に「オリックス劇場」(大阪市中央区)にて(生演奏・英語上演・日本語字幕付き)。チケットはS席1万5000円、A席1万円ほか、平日は各1000円引き(現在発売中)。 取材・文・写真/吉永美和子