ヘンリー王子＆メーガン妃

2018年に結婚したヘンリー王子＆メーガン妃夫妻は、以後 “サセックス ロイヤル”（Sussex Royal）という名前のもと、新たな立ち位置での活動を開始した。 【写真】ヘンリー王子とメーガン妃がやってきた、17の“異例”な事件簿 インスタグラムでも、“サセックス ロイヤル”のハンドルネームで世界中に情報をシェアし（ちなみにその投稿文は、メーガン妃が自ら書いていたという報道も）、ゆくゆくは同じドメインをウェブサイトで使うという計画もあった。 しかし、残念ながら2020年に王室を離脱するという大胆な選択をとった2人は、それに伴い、“サセックス ロイヤル”の使用を停止することに同意した。 ＠Sussex Royalアカウントでシェアされた最後の投稿には、「今後、このアカウントで皆さんに会うことは叶いませんが、私たち2人の活動は続きます。このコミュニティーへのたゆまぬ支援や、数々のインスピレーションを与えてくれたこと、そしてより良い世界を作るために、沢山の時間を共有してくれて、ありがとうございました。また再び繋がれる日を楽しみにしています。皆さんは本当に素晴らしいです！」などと書かれていた。 そして2024年。その "繋がれる日" が、いよいよ本格的に訪れたようだ。

新しいウェブサイトには「ヘンリー王子＆メーガン、サセックス公爵夫妻のオフィス」と書かれている

現地時間2024年2月12日の夜、夫妻が、sessex.comのドメインで新たなウェブサイト「Sussex.com」を立ち上げたのだ。サイトはアーチウェル財団やアーチウェル・プロダクション、そのほか2人に関する最新ニュースをアップデートする場として機能する。 加えて、2人の人物紹介も刷新された。ヘンリー王子は「人道主義者、退役軍人、メンタルヘルス提唱者、環境活動家」と記され、メーガン妃は「フェニミストで人権と性的平等の推進派。メンタルヘルスやファミリーケア、性的平等の重要な提唱者」と紹介されている。ちなみに2人の子どもたちについても「アーチー王子」「リリベット王女」と称号入りで紹介されている。 しかし、当然この新しい動きには反発が伴っているようで、特に、王室から与えられた紋章やロイヤルサイファーを掲載していることや、「サセックス公爵」という称号を商業活動に使っていることについては、王室ファンからすぐさま批判が殺到した。 夫妻の関係者は新聞「デイリーメール」に「ヘンリー王子とメーガン妃はサセックス公爵夫妻であり、これは紛れもない事実。サセックスは彼らの姓なのだから」とコメント。サイト名に問題はないと主張しているが、紋章の使用については触れていない。 世間から批判の声はあるものの、メーガン妃は、今回のウェブサイトの制作に関わったデザイン会社を擁護するコメントを出すなど、一歩も引かずむしろ強気の姿勢を見せている。