「書かない窓口」始めました 福島県北塩原村 本人確認書類を自動読み取り、申請書に反映
福島県北塩原村は1日、本人確認書類から住所などを自動で読み取り、申請書に記入するシステム「Caora(カオラ)」を使った「書かない窓口」の運用を始めた。 村によると、県内では伊達、南相馬、三春に続く4市町村目。機械にマイナンバーカードや運転免許証、在留カードなどの顔写真付きの証明書をスキャンすることで、氏名や生年月日、住所などの基本情報が自動的に申請書に反映される。高齢者や日本語が不慣れな外国人の負担軽減や窓口の混雑緩和が期待される。住民票・戸籍証明書や印鑑登録、住民異動届などの発行に利用でき、順次手続きを拡大する予定。村役場住民税務課と裏磐梯合同庁舎の2カ所で利用できる。 9月30日、村役場で体験会が行われ、村民が手続きの手軽さを体感した。 (会津版)