なぜ?異質放つ『ふるさと納税』の返礼品「野球のカウントボード」実は『JAXA』から受注の“宇宙スケール”の事業に協力した経験もある団体が作っていて…
町は話題性を重視して決定したため、申し込みがあるか未知数でしたが、2023年11月に初めて寄付金額60万円の申し込みがありました。 ■初申し込みに『驚き』と『喜び』「こんなに技術が高い物があるとは…」 おいらせ町商工観光課 鈴木陸都子 主任主査 「驚いたのと、うれしくて思わずSayerに直接朝から電話しました。『本当か』と繰り返されました」 町は、ふるさと納税を通じて地域の知られざる産業を知ってもらうきっかけにもなっていると話します。 おいらせ町商工観光課 鈴木陸都子 主任主査 「私自身こんなに技術が高い物が町にあるとは知らなかった。高い技術が町にあるということを全国に発信できるというのは、ふるさと納税の魅力の一つだと思う」 Sayer 橘 昭彦 代表理事 「PRにもなるし、町のためにもなるし、非常にいい制度だと思う。(町に)貢献できたと思いますし、もっといろんな商品を登録できればいいと思う」 町では今後も地元産の製品を幅広く返礼品に指定し、地域の文化や産業を知ってもらいたいとしています。 ■ちょっと変わった“おもしろ返礼品” ほかにもこんなものが…! 青森県内では、今回紹介した「カウントボード」以外にも、一風変わった「ふるさと納税の返礼品」があります。 つがる市の寄付金額3万円以上の返礼品『カラス追払鬼(おいはらいき)「しゃこちゃん」』です。タカの鳴き声を再生して、農作物からカラスやムクドリなどの害鳥を遠ざけるスピーカーで、市内で出土した遮光器土偶のイラストが書かれていて名物もPRしています。 黒石市の寄付金額5万円以上の返礼品「こけス」は、伝統工芸品のこけしとチェスを組み合わせた商品で地元の高校生が考案した商品です。 このように県内にも地元の文化、特色を生かしたユニークな返礼品があるため、自分が住む近くの市町村の「ふるさと納税返礼品」ものぞいてみてはいかがでしょうか?
青森テレビ