来夏には契約満了

レヴァークーゼンでプレイするフリンポン photo/Getty Images

イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドはリヴァプールでの将来が注目を集めている。 生え抜きの25歳は2016年にトップチームデビューを飾って以降、リヴァプールを代表する1人として様々なタイトル獲得に貢献してきた。クラブのアイコン的存在ではあるが、同選手との現行契約は来夏に契約満了を迎える。ここ最近はレアル・マドリードとの関係も噂されており、残り1年を切ったA・アーノルドの去就には多くの注目が集まっている。 現在まで契約延長の報道もないなか、同選手は以前のインタビューで「僕はいつもクラブのキャプテンになりたいと言ってきた。それが僕の目標だ」と語った。リヴァプールでキャプテンを務めるという目標は変わっていないと主張しつつも、去就の決断には「タイトル」を獲得できるかどうかが重要になってくると明かしていた。 そんななか、英『Football Insider』はもし、A・アーノルドがリヴァプールから移籍した場合の後任候補の上位に名を連ねる人物としてレヴァークーゼンのジェレミー・フリンポンの名前を挙げている。2021年1月にセルティックから加入した23歳はシャビ・アロンソ監督のもと、右サイドのスペシャリストとして大きく評価を上げた1人だ。 無敗でリーグ優勝を決めた昨シーズンは公式戦47試合に出場し、14ゴール12アシストを記録。圧巻の数字を残し、今夏もビッグクラブから注目を集めたが、残留を決断。今シーズンも主力の1人として躍動しており、ここまで公式戦7試合で1ゴール4アシストをマークしている。 レアルとの関係が噂され、リヴァプールでの将来に大きな注目が集まっているA・アーノルド。ここまで公式戦6試合すべてにスタメン出場し、2アシストを記録する同選手はアルネ・スロット新体制になった今シーズンもチームの重要戦力だが、去就は今後も大きな話題の1つとなりそうだ。