日台合作映画「青春18×2」にジョセフ・チャンや道枝駿佑ら 追加キャスト発表/台湾
(台北中央社)台湾の俳優、シュー・グァンハン(許光漢、グレッグ・ハン)と日本の俳優、清原果耶がダブル主演する日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」に、台湾からジョセフ・チャン(張孝全)やチェン・イェンフェイ(陳妍霏)、日本からなにわ男子の道枝駿佑や黒木瞳、松重豊、黒木華が出演することが25日、発表された。予告編も同時に公開された。 台湾で話題を呼んだ紀行エッセー「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作としたラブストーリー。国際的に活躍する俳優のチャン・チェン(張震)が原作の物語に感銘を受け、映画化を企画した。監督・脚本は藤井道人。日本と台湾、18年の歳月、国境と時を超えて、初恋の記憶をたどる旅を描く。グァンハンは初恋相手の日本人女性を探すために一人で日本を訪れた台湾人男性ジミーを、清原は初恋の女性を演じた。 新たに発表された4人の日本人俳優陣は、ジミーが旅の道中で出会う人々を演じる。ジミー役のグァンハンは日本の俳優とのシーンについて、日本語を使って演技をする必要があり、相手にテンポの悪さや不快感を与えないようするため、プレッシャーは大きかったと告白。撮影の合間を利用し、積極的に日本語のせりふを練習していたという。清原と演じた夜景デートのシーンでは、日本語のせりふの順序を間違えるというハプニングも発生。だが清原からは「日本語のせりふを覚えるだけでも大変で、さらには役に入り込まないといけないのだからすごい」と励ましの言葉をもらったと明かした。 藤井監督は、台湾映画が好きで、特にジョセフが主演した「GF*BF」(女朋友。男朋友)がお気に入りだとし、ジョセフと一緒に仕事ができたことは貴重な思い出になったとコメントを寄せた。 台湾版予告編にはロックバンド、メイデイ(五月天)の人気曲「志明与春嬌」も使用されており、注目を浴びている。 台湾では3月14日、日本では5月3日に公開される。 (王心妤/編集:名切千絵)