バーレーンテスト最終日はルクレールがトップ!ラッセル、チョウ、フェルスタッペンに続き角田裕毅は5番手|F1
現地時間23日、バーレーンプレシーズンテストの3日目が行われた。 この日も前半4時間、休憩1時間を挟んでから後半4時間で実施される予定だったが、前半の20分が過ぎて10チーム中7台がタイムを出したところで、前日に続きターン11手前、アウト側の縁石にある排水口のフタが破損してしまう。 【動画】テスト最終日終盤にはスタンディングスタート練習!だがラッセルは…スタートできず? 前半セッションは20分経過後にすぐさま赤旗中断となり、ここから1時間半近くの補修作業を経て、現地時間11:45から再開とアナウンスされた。この赤旗の補修作業時間を踏まえて『F1』は3日目終了の現地時間19時まで休憩時間なしで継続すると公表した。 セッション再開後各チームは前半走行予定のドライバーがそのままトラックへと出て周回を重ねる。RBのダニエル・リカルドはハードのC1を装着してロングランのプログラムを遂行した。 残り4時間半時点でトップは1:31.247のカルロス・サインツ、2番手セルジオ・ペレス、3番手ルイス・ハミルトン、4番手ランス・ストロール、5番手ランド・ノリスという順番になった。リカルドはC1装着でベストタイムはこの時点でサインツから5.768秒落ちの10番手となっている。 残り4時間が迫ると、後半のドライバーが徐々にトラックへと出てくる。RBの角田裕毅も周回を始めた。ここからマックス・フェルスタッペンが最速を更新していくが、チャールズ・ルクレールがC5を装着して1:30.322で走行し、トップタイムをマークする。 RB角田裕毅は残り45分になるとC4を履き、ベストラップを更新していく。残り30分には1:30.775で周回。これはこの時点のトップ、C5で出したルクレールのタイムから0.453秒差という内容だった。 残り15分が近づくとバーチャルセーフティーカー&レッドフラッグのテストを経てスタンディングスタートの練習に入り、これ以降タイム更新はなし。 結局C5で1:30.322をマークしたルクレールがトップだった。2番手0.046秒差でラッセル(C4)、3番手チョウ・グァンユ(C4)、4番手フェルスタッペン(C3)と続き、角田は0.453秒落ちで5番手(C4)だった。 開幕戦の1週間前という状況ながら、テストでは3日間通してレッドブルとフェラーリがライバル勢に比べ安定して速さを示した形に。それを追う第2勢力及び中団勢はテストプログラムによるものの順位はバラバラとなっており、各チームの力関係は今季開幕戦の予選セッションで明るみになりそうだ。