トランプが「ビットコインをグレイトにする!」と宣言…!大混戦の大統領選で、密かに暗号資産が注目を集めるアメリカ金融界の「裏事情」
大統領選の一大争点に浮上した「ビットコイン」
混迷を深めるアメリカ大統領選挙だが、じつは暗号資産の投資家にとっても、その趨勢に目が離せなくなっている。 【写真】えっ、まさか…全米が驚愕!ハリスの衝撃的すぎる「ドレス姿」…! 共和党ドナルド・トランプ候補が、かつて無視しつづけていた暗号資産を「アメリカ第一主義」のアジェンダに加えたからだ。一方、民主党のカマラ・ハリス候補は暗号資産に否定的だと見られている。 さて、両者の激突は、暗号資産にどのように影響していくだろうか。 共和党候補者トランプ氏と民主党候補者ハリス氏の支持率は、いまのところイーブン、あるいはハリス氏がややリードしている。「バイデンおろし」からわずか1ヵ月弱でハリス氏は先行するトランプ氏に追いついた格好だ。 ハリス陣営は、この一月ほどで5億ドル(730億円)の献金を集めるなど、「トランプ氏の返り咲き阻止」にむけて、民主党がリベラル、急進左派含め挙党一致体制を組んだ模様だ。 一方、トランプ氏も負けていない。トランプ氏はかつて否定というより無視していた暗号資産を「アメリカ第一主義」のアジェンダに加えた。 いま、ビットコインをめぐる両候補の認識は、大統領選を占う試金石となった可能性すらあると暗号資産ウォッチャーの筆者は感じるのである。
ビットコインを「グレートにする!」
7月末、米ナッシュビルで開かれたイベント「ビットコイン2024」の基調講演では、「暗号資産は未来」と指摘した上で「戦略的国家ビットコイン備蓄を創設する」と述べ、「ビットコインを再びグレートにする」と宣言した。 トランプ氏は既に、証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長を大統領就任初日に解任すると述べており、著名エンジェル投資家のホロウィッツ氏はトランプ氏支持を明確としたほか、総合的な判断でイーロン・マスク氏もトランプ氏支持を表明している。 ゲンスラーSEC委員長は、米商品先物取引委員会(CFTC)委員長時代、サブプライム・ショック後の後始末を規制強化で乗り切った過去を持つ。 マサチューセッツ工科大学で「金融とブロックチェーン」に関する研究・指導を行っていたことから、就任当初「暗号資産業界にはポジティブ」という見方が強かったが、SEC委員等に就任して早々「暗号資産の大半は有価証券に該当する可能性が高い」「米国において、これ以上のデジタル資産は必要ない」とCFTC委員長時代と同じ原理原則・規制強化主義を貫き、暗号資産事業者と敵対した。 その結果、バイナンス、コインベース、リップルなど多くの暗号資産プラットフォーム提供事業者を提訴したのである。
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