プライベートシートなども完備 熊本競輪場15日プレオープン
熊本朝日放送
2016年の熊本地震で被災した熊本競輪場が生まれ変わりました。今月15日のプレオープンを前に、7日、報道陣に公開されました。 2016年の熊本地震では、観客席が損傷、自転車の走路であるバンクにも亀裂が入るなど大きな被害が出ました。 約53億円をかけて復旧工事が進められ、5月にメインスタンドとバンクが完成。今後の維持費を抑えるため、1周500メートルだったバンクを400メートルに短縮したほか、収容人数を以前の3分の1となる約4000人にするなど、従来よりコンパクトなつくりとなっています。 井上聖貴アナウンサー 「メインスタンド3階に設けられた有料の屋内観客席です。106席がずらり用意されているほか、桟敷スタイルでレースを楽しむこともできます」 このほか、最大5人まで利用できる個室やプライベートシートなども設けられています。 8年4カ月ぶりとなる競技再開は、7月20日。今年度は23レースが予定されています。 今後も、駐車場などの整備を続け、2025年度の全面開業を予定しています。