（写真：群馬テレビ）

増加するＳＮＳを利用した詐欺の被害にあわないよう１７日の朝、金融機関の職員が群馬県の高崎駅前で通勤・通学者に注意を呼びかけました。 JR高崎駅東口のペデストリアンデッキで行われた街頭活動は、群馬県銀行協会が投資商品を扱う金融機関の立場から、詐欺への注意喚起を行おうと、日本証券業協会や警察などの協力を得て実施したものです。 活動には、銀行員や警察官など合わせて約３０人が参加し、ＳＮＳ型の投資詐欺と、ロマンス詐欺への注意を呼び掛けるチラシやポケットティッシュを配布しました。 群馬県警によりますと県内では、ＳＮＳ型投資詐欺とロマンス詐欺が、９月末時点で合わせて７３件発生し、被害額は約１０億１８００万円にのぼります。 また被害にあっているのは２０代から７０代までと幅広い年代だということです。参加者は駅を利用する通勤・通学者に「詐欺が流行っているので注意してください」と声を掛けながら、啓発グッズを手渡していました。