マイリー・サイラス、サブリナ・カーペンターやチャペル・ローンにへの影響について語る「大切なのは自分なりのやり方でやっていくこと」
Spotifyのストリーミング再生数が10億回を超えている楽曲を6曲持っているマイリー・サイラスだが、長年にわたって彼女の音楽を聴いていた人の中には影響を受け、やがて自分も大スターになった人たちがいる。 米ビルボードに独占公開された『Billions Club: The Series』のエピソードからの抜粋で、マイリーはチャペル・ローン、サブリナ・カーペンター、オリヴィア・ロドリゴといった、彼女を愛してやまないと公言している人たちをインスパイアしたことについて語っている。彼女は姉のブランディに、「将来のことなんて考えたこともなかったよ、自分がすることを誰かが真似するなんて。その瞬間にそれが正直だからやっているだけ」と語った。 マイリーは、「今それが文化に影響を与えているのを目の当たりにすると、それを自分が欲していたとは思っていなかったけれど、欲しかったみたい」と続けた。そして、「私にも、自分を創り上げてくれたアーティストたちがいるよ」と、ドリー・パートン、スティーヴィー・ニックス、故ティナ・ターナーの名前を挙げ、「私がこれらの女性たちを尊敬しているように、彼女たちも私を尊敬してくれているけれど、すごく大切なのは自分なりのやり方でやっていくこと。私のキャリアは何よりもまずそれを象徴しているから」と述べた。 彼女は、「私が他のアーティストたちに与えたとも言える、自分らしく堂々と声高に表現する自由。それがこれほどまでにインパクトがあり、影響力があるのを見るのは本当に素晴らしい」と付け加えた。 この動画は、マイリーのSpotify『Billions Club: The Series』エピソードのプレミア公開に1日先駆けて公開された。最近、2013年の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位を獲得した彼女のヒット曲「Wrecking Ball」が同プラットフォームで10億再生を突破した6曲目の楽曲となった。この中には、最初に10億回を達成した2009年の「Party in the U.S.A.」や、2023年の8週にわたって全米1位を獲得した「Flowers」などが含まれている。「Flowers」は彼女の楽曲の中で最も早くこの偉業を達成した。 31歳のマイリーは現在、2023年の『エンドレス・サマー・バケーション』に続くニュー・アルバムの制作に励んでいる。最近ハーパーズ・バザーとのインタビューで、彼女は新作がピンク・フロイドの『ザ・ウォール』から強い影響を受けているが、「より良い衣装で、より華やかに、ポップ・カルチャーに満ちている」ものになると明かした。 そのインタビューでも彼女はチャペル・ローンに言及しており、26歳の新進気鋭アーティストを取り巻く批判の声に対し、「人々は(チャペルに)に辛く当たらないでほしい」と語った。「スマホやインスタグラム(が存在する時代に)この業界に入ってくるのはおそらく本当に難しいでしょう。それは私の人生の一部ではありませんでしたし、今もそうではありません。インスタグラムのパスワードすら知りません」と彼女は述べていた。