横断幕を手に、到着した「リゾートしらかみ」を歓迎する子どもたち

　青森県つがる市の穂波小学校2年生21人が17日、市内3カ所の職場を見学する校外学習を行った。21日で開業100周年を迎えたJR五能線木造駅では、観光客が乗った列車を歓迎する活動も体験し、節目を祝った。 　さまざまな職場の人から話を聞いてまちの様子に理解を深めようと実施。児童たちは同駅でJR東日本秋田支社のスタッフに質問し、同駅を通る列車が1日当たり24本程度で、切符が欲しい場合は窓口のスタッフに声をかけて購入することなどを学習した。 　その後、開業100年を祝う横断幕と小旗を持ってホームに出て、五所川原方面からやって来た「リゾートしらかみ2号」に手を振って歓迎した。 　駅の次は木造郵便局を訪れ、郵便物を市民に届けるために忙しい日々を送っている配達スタッフの職場に興味津々の様子だった。 　岩谷碧音さんは「木造駅が（開業から）100年というのを初めて知った。列車に手を振ることができたのも楽しかった」と話した。