大谷翔平、21試合連続出塁 初見参のワシントンDCで7回に四球 自己最長は36試合
◆米大リーグ ナショナルズ―ドジャース(23日・米ワシントンDC=ナショナルズパーク) 【写真】バットをへし折られた大谷翔平 ドジャース・大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。7回2死の第4打席でストレートの四球を選び、21試合連続出塁とした。なお、自己最長記録は22年9月から23年4月にかけて記録した36試合となっている。 ナショナルズパークではこの日が初出場。ワシントンDCでも大人気で、スタメン発表時には敵地ながら歓声が起きた。初回に打席に入った際には「ショータイム!」と叫ぶ人もいたほどだった。初回1死の第1打席はバットを折られて二ゴロ、3回1死一塁の第2打席は中直、5回2死二塁の第3打席は中飛に倒れていた。 試合前には昨年9月の右肘手術後13度目のキャッチボール。距離を術後最長となる20メートルまで伸ばし、即席サイン会をしてからベンチ裏に引き揚げた。大谷モデルのグラブを持った男性もおり、米国の首都でも知名度の高さをうかがわせた。 21日(同22日)の本拠地メッツ戦では3回に右中間席へ8試合ぶりの5号先制2ランを放ち、松井秀喜氏(ヤンキースなど)を超えて日本人単独トップとなるメジャー通算176号に到達。「もっともっとたくさん打つつもり」と宣言していた。試合前の時点で打率3割6分8厘、35安打は全米トップだった。
報知新聞社