【10月15日は年金支給日】老齢年金の「手取り額」が変わるかも? チェックしておきたい“2つのポイント”を解説
10月分からの年金を受け取るときにチェックしておきたいポイントは?
10月分からの年金を受け取るときにチェックしておきたいポイントは、主に2つあります。 (1)年金振込通知書の金額をチェックする 10月支給分の年金からの本徴収金額が変わる人には、事前に通知書が送られてきます。2024年は公的年金から差し引かれる税金への定額減税が行われており、昨年と比べてどのくらい減税されているかチェックしましょう。 (2)手取り額が変動する場合、家計を見直す 年金の手取り額が変動するなら、これを機に家計収入と支出のバランスが適切にできているか見直すと良いでしょう。
65歳以上で働きながら年金をもらっている人は?
4月1日時点で65歳以上であり、働きながら年金をもらっている人への税金類の徴収は、どのように行われているのでしょうか。このケースでは給与収入と年金収入類それぞれ税金類の金額が計算されます。 給与収入での課税額は給与から天引きされ、年金収入での課税額は年金からの天引き、または納付書で納める必要があります。 65歳未満で給与収入と年金収入がある人は、給与からまとめて引き落とす方式に切り替えられます(勤務先からの申請が必要です)。
まとめ
年金の手取り額が10月から変動するのは、8月分まで仮徴収した税額と10月から本徴収される金額が変動したときに起こります。仮徴収と本徴収の合計が本年度の課税額と同じ金額になるように調整されて、年金から差し引かれます。 年金振込通知書の内容をチェックして、家計収入と支出のバランスが取れているか見直してみることが望ましいでしょう。 出典 日本年金機構 年金から介護保険料・国民健康保険料(税)・後期高齢者医療保険料・住民税を特別徴収されるのはどのような人ですか。 大阪府豊中市 公的年金からの特別徴収額が10月から急に高くなったのはなぜですか 日本年金機構 公的年金から源泉徴収される所得税等の定額減税 東京都西東京市 公的年金等からの市民税・都民税の特別徴収(引き落とし) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部