八戸・マリエントで生きたオオカミウオが恵方巻きに 「顔つきと裏腹に温厚」
生きた魚を恵方巻きに見立てて展示する企画「オオカミウオの大恵方巻水槽~ホタテ添え~」が現在、水産科学館マリエント(八戸市鮫町)で行われている。(八戸経済新聞) 【写真】お楽しみ抽選会の様子 2月の節分にちなんで開く恒例企画。昨年までは「アナゴの恵方巻」と題し、生きたアナゴを恵方巻きに見立てて展示していたが、今年はアナゴより体が大きいオオカミウオを使い、展示のスケールアップを目指したという。体長70センチほどのオオカミウオが恵方巻きを模した筒の中からひょっこりと顔を出す愛らしい姿が、来館者の注目を集めている。 会期中の日曜の午後には、オオカミウオに恵方巻の「具材」としてホタテを与える「エサやりタイム」を公開する。同館の潜水士・中屋敷一刀さんによると、オオカミウオは顎の力が強くホタテを貝ごとかみ砕いて食べるが、展示しているオオカミウオは貝殻からホタテの身を外して与えないと食べてくれないという。「顔つきとは裏腹に温厚な性格」と中屋敷さん。 同企画に合わせ「お楽しみ抽選会」も実施。1回300円。用意した賞品がなくなり次第終了。 開館時間は9時~17時。入館料は、一般=300円、高校生=200円、小・中学生=100円、65歳以上=150円。展示は2月2日まで。
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