開幕を前にサポーターらと今季の飛躍を誓うFC琉球OKINAWAの選手たち＝15日、沖縄市のミュージックタウン音市場

　サッカーJ3のFC琉球OKINAWAは15日、沖縄市のミュージックタウン音市場で2024シーズンに向けて出陣式を開いた。ファンやサポーターが集い、選手と交流しつつ、一体となってシーズンを戦い抜くことを決意した。チームはJ3で2シーズン目を迎え、優勝とJ2昇格を目指す。 【写真】「なぜ色合いまで…」FC琉球がエンブレム刷新、サポーターから当惑の声も

　クラブを運営する琉球フットボールクラブの倉林啓士郎社長は「厳しいキャンプを経て、トレーニングマッチも多くこなしてきた。J2に戻れるように高く遠く飛びたい。スタジアムに足を運んで応援してもらいたい」と述べた。金鍾成（キン・ジョンソン）監督は「楽しんで興奮してもらえるように一試合一試合、一日一日頑張っていく」と決意した。 　桑江朝千夫沖縄市長、沖縄市議会の藤山勇一副議長も参加し、激励した。 　チームはJ3で戦った昨季、通算成績は12勝19敗7分けで勝ち点は43。20チーム中17位に終わった。2月24日のシーズン開幕戦は奈良クラブとアウェーで対戦する。3月2日のホーム開幕戦は入場者数5千人を目指す。当日は沖縄市市制50周年オリジナルTシャツを先着5千人に贈呈する。試合は午後4時から、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで松本山雅FCと対戦する。 　（大城三太）